lifein50s’s blog

50代女性の国内外ひとり旅体験ブログ

【三原山ハイキング】50代が行く伊豆大島裏砂漠とお鉢巡り|【伊豆大島1泊2日】(後編)

気心の知れた50代の女友達3人で「伊豆大島1泊2日」の旅へ行ってきました!今回利用したのは、東海汽船のお得なパッケージツアー。高速ジェット船に乗って、大自然と絶景グルメをたっぷり楽しむ旅の様子をご紹介します。

🗓️期間:4月16日(木)~4月17日(金) (1泊2日)
    ・4/16 東京(竹芝) 8:35→大島 10:20 大島温泉ホテル泊夕・朝食付き※椿フォンデュプラン
    ・4/17大島 15:20→東京(竹芝)17:05
👧旅行者:3人
💰初期費用:東海汽船パッケージツアー「往復のジェット船+大島温泉ホテル宿泊夕・朝食」22,800円

 

 

前編はこちら

翌朝。
昨夜星空を見たテラスで日の出を見られるということで5時過ぎに屋上に上がりましたが雲多し。

しかし徐々に晴れ間も見えてきたのでこのまま雲が流れることを期待します。
朝食は和洋食のバイキングで、品数も多く地のものもあり美味しかったです。

三原山ハイキングへ出発!「再生の一本道」を歩く

8:30、荷物をホテルに預けチェックアウト。ホテルの無料送迎は午前便のみのため、帰りはタクシーを利用するつもりです。タクシーはホテルに戻ってから呼んでも10分~15分くらいで来てくれるとのことでした。帰りの船は15:20発、14時までにホテルに戻る予定で三原山へ向かいます。

三原山は大島の中央に位置する標高758メートルの活火山。約2万年前から現在まで、100年~200年毎に合計100回前後の大噴火が起きたと考えられています。最後の噴火は1986年。当時は全島避難が行われ、知人から「小学校の時に大島から避難してきた子が転校してきた」という話を聞いたのを思い出します。

ホテルの建物横の登山道口から入り「温泉ホテルコース」を進みます。

この道は「再生の一本道」と言われ、始めは木が茂る樹海の中を歩きますが徐々に低木の植物や草原地帯に変わり、溶岩地帯に至る一本道です。

溶岩地帯は「いつか森になる道」。このまま噴火がなければ、溶岩地帯にもいつか草や木が生えて森になるだろう、という道です。

正面に三原山を望みながら進みます。

いつの日か木が茂るだろう道

30分ほどで裏砂漠に到着。この辺りになるとなんだか下から熱気を感じて、地面に手を当ててみると暖かい!!三原山が活火山であることを改めて実感しました。

 

日本唯一の砂漠地帯!裏砂漠の「青いスコリア」に感動

「裏砂漠」は日本で唯一「砂漠」と表記される場所です。三原山の度重なる噴火で降り注いだ「マグマのしぶき(スコリア)」や「火山灰」が大地を覆い尽くし、強風と火山ガスの影響で植物が定着できない環境=砂漠が出来上がったのでした。
見渡す限り空と三原山の大地だけでとても日本とは思えない、むしろ地球でもなく、月とか火星ってこんな感じなのかなと思いを馳せました。砂漠といってもサラサラの砂ではなく、ジャリジャリした歩き心地で、足元に広がるのは空中に吹き上がったマグマが冷えて固まった「スコリア」。大島のスコリアは青いのが特徴です。

きらきら光ってとてもきれいでした。スコリアっていわゆる軽石なのかと思ったのですが、調べてみたら元となるマグマの成分が違うそうです。分かりやすく表にしてみました。

【豆知識】水に沈む?「軽石」と「スコリア」の特徴比較
特徴 軽石(Pumice) スコリア(Scoria)
マグマの性質 粘り気が強い
(安山岩質〜流紋岩質など)
粘り気が弱い
(玄武岩質など)
白〜灰色系(淡色) 暗灰色、黒色、赤褐色(暗色)
水への比重 非常に軽く、水に浮く 密度が高く、水に沈む
主な用途 園芸用土(保水・通気性向上)、研磨剤 園芸・ガーデニング(マルチングや化粧砂利)

スコリアは持った感じとても軽かったのですが、「水に沈む」のは驚きですよね。

元来た道を戻り火口のお鉢巡りへ向かいます。この辺りになるとあちこちから噴気が見られます。

分かりにくいけど穴から噴気が上がっています

現在の三原山は🌋

  • 噴火警戒レベル1 活火山であることに留意
  • 火口内で噴気の噴出等が見られ、火口内等では警戒が必要な状況

自分が歩いているそばから噴気が出ているのを見ると、すぐにでも噴火するんじゃないかと心配になりますが、火口付近を気象庁の方々が調査している様子が見えたので、何か兆候が見られた場合はすぐに発表されるのだと思います。

 

火口の圧倒的な迫力!風が吹き荒れる「お鉢巡り」ルート

お鉢巡りは火口をぐるっと周るための道が整備されていて歩きやすいのですが、とにかく風がすごくて飛ばされそうでちょっと怖いくらいでした。

火口はすごい迫力!噴気があちこちに見られて生きている山というのを実感します。

山頂 標高758m
溶岩流を避けたパワースポット!「奇跡の三原神社」

鳥居の向こうには富士山が

「奇跡の神社」と呼ばれる三原神社。1986年の大噴火の際、流れ出た溶岩流が神殿の直前で左右に割れ、奇跡的に社殿だけを避けて通ったそうで、その現象からパワースポットとなっています。


実際にギリギリのところで社を避けるように溶岩が固まっているのが不思議です。

社殿が守られているかのよう

あとはずっと舗装された道を進み、12:10三原山登山口に到着。

展望台もあり、ハイキングをしなくてもバスや車で訪れて三原山の全景を見られる観光スポットです。

出発からここまで約4時間のハイキングでした。道は歩きやすく急勾配もなく、登山というよりはハイキングといった感じですが裏砂漠など火山噴出物の上を歩くときは滑りやすいので登山向けの靴の方がいいと思います。

すぐそばの歌乃茶屋さんでお昼ごはんタイム、私は島のりラーメンをいただきました🍜
ここから大島温泉ホテルまで30分くらい歩いて戻ります。

与那国馬が飼育されている「ブルーヘイズ農場」を眺めながら
⚠️【要注意】大島温泉ホテルでの帰りのタクシー手配と料金

14:00ちょうどにホテルに着きタクシーを呼びますが、フロントのカウンターに複数のタクシー会社の電話番号の書かれた紙が貼ってあり、自分で電話するスタイル。2社連続で「車両が出払っていて…」と断られてしまい焦りましたが、幸い3つ目の会社で手配していただけてホッとしました。
15分ほどで岡田港着。タクシー代は確か3800円くらいだったと思います。3人でちょうど割り切れた金額でした。
道中タクシーの運転手さんに色々お話を伺えました。三原山の風は割といつも強いけど、前日はかなりの強風で登山を諦めた人もいたそう。私たちも今日に変更してよかった~。ちなみに地元の方はあまり三原山に登らないようです🤭
季節は、椿の時期や秋がおすすめだけど夏は東京より3~4度低くて過ごしやすいとか。でも夏休みはやはり混み合うそう。冬は季節中に何度か雪が積もり、標高の高い位置にある大島温泉ホテルは送迎が大変とのことでした。ホテルは三原山の7合目に位置しますからね・・・。

17:05 竹芝着!お疲れさまでした~。

 


こちらの番外編の記事で大島のお土産や旅行プランの決め方などをご紹介しています。