5月のGW明けに相方と2人で箱根に行ってきました。私の退職慰労の名目で、大涌谷散策の後に箱根富士屋ホテルのランチをご馳走してもらいました。
前日に発覚したドレスコード『スマートカジュアル』問題に四苦八苦した50代のリアルな服装選びと、「菊華荘」での贅沢なランチ体験をレポートします。
「箱根・宮ノ下 富士屋ホテル」は1878年創業のクラシックホテルです。富士屋ホテルのランチは3つの食事処から選べます。
- 洋食 レストラン・カスケード
- フランス料理 メインダイニングルーム・ザ・フジヤ
- 日本料理 旧御用邸 菊華荘
色々と検討したのですが、相方のイチ押し「旧御用邸 菊華荘」で「献上御膳 ¥6,500」を予約することになりました。おそらく私の52年間の人生で最も高級なランチになるかと思います。
今回は一休.comレストランのキャンペーンで1,000円引きになったため、一休から予約しました。
前日、ふと一休から届いた予約確認のメールの中の「ドレスコード スマートカジュアル」という文字が目に留まりました。菊華荘のお食事には「スマートカジュアル」というドレスコードがあることは相方から聞いていたのですが、実は私はお恥ずかしながらよく分かっていませんでした。
「スマートカジュアル」という単語を見て「カジュアル」の印象が強くインプットされ、更に相方の「ちょっといつもよりオシャレにすればいいんじゃない」という言葉を簡単に信じてしまったのです。気になって「スマートカジュアル」をネットで調べると下記のような言葉が出てきました。
自分で考えていたよりも、ワンランクフォーマルであるべきということが分かり慌てました💦そもそも朝大涌谷で自然研究路の散策をしてから富士屋ホテルでランチをする予定だったので、動きやすい服装で行こうと思っていたのです。ランチなのでディナーよりはドレッシーさは求められないにしても、自分が着ていこうと思っていた服は明らかにスマートカジュアルには適さないものでした。
私の普段の服装は超カジュアル、趣味の観劇時に多少よそ行きの格好をするくらいなので、自分のワードローブの中から候補を探しても限られてしまいます。今回も、「舞台観に行くような格好でいいかな〜」と気軽に考えていたので、別な服を探さないと…!
ディナーショーで着たワンピはやりすぎだし、ファンミで着たツイードのワンピは季節が合わないし…。前日の夜になってクローゼットの中を引っ搔き回し、結局光沢のある太めのパンツと、ブラウスっぽいカットソー+カーディガンというスタイルになりました。「もしSS席に当選したらこれ着ていこう✨」という服です。

★ランチの前の大涌谷散策の様子は[こちらの記事]で詳しく紹介しています。
大涌谷のトイレで着替えて車で10分でほどで、「富士屋ホテル 箱根・宮ノ下」に到着。クラシックな建物大好きの私にとっても憧れのホテル。敷居が高すぎて気軽に訪れることはできず、初めて中に立ち入ります。

お食事の予約は12時ですが、30分ほど早く着いたので、まずは館内を見学させていただきました。歴史的建造物の建物内を見学する方が多いため、見学可能なゾーンと宿泊者の方しか立ち入れないゾーンが明確にされていました。

宿泊棟は主に「本館」「西洋館」「花御殿」「フォレスト・ウィング」に分かれます。
- 本館 明治24年(1891年)建築 登録有形文化財・近代化産業遺産
- 西洋館 明治39年(1906年)建築 登録有形文化財・近代化産業遺産
- 花御殿 昭和11年(1936年)建築 登録有形文化財・近代化産業遺産
- フォレスト・ウイング 昭和35年(1960年)建築
富士屋ホテルは2018年から創業以来の大規模改修を行い、2020年にリニューアルオープン。その際に資料展示が拡充されており、本館の地下から花御殿に向かうと廊下にはホテルの歴史を感じる貴重な展示物が並んでいます。


屋内プール「マーメイド」日本初の天然温泉プールです。ドアのフォントから内装まで何もかもかわいい…!

ホテル・ミュージアムには140年の歴史を振り返る「富士屋ホテル史料展示室」が。

ここまでを見学できただけでも大満足なのですが、時間が近づいてきたので本日のお食事場所「旧御用邸 菊華荘」に移動します。
実際に「スマートカジュアル」の服装で菊華荘へ行った結論
結論から言うと、ドレスコードについてはランチということもあり、そこまで神経質になる必要はないのかなと思いました。実際に他のお客様も綺麗めのワンピースから普段のお出かけスタイルのような方まで色々でした。公式サイトには下記のように書かれていますので、それを守っていればいいのかと。
ただ、せっかくの素敵なお店でのお食事ですから、ちょっとでもお洒落した方が気分も高まりますし、「この服で平気だったかな」と気後れせずにも済みます。私も今回少しお洒落をして、クラシックホテルで過ごす非日常を楽しめてよかったと思います。

菊華荘は明治28年、皇室の宮ノ下御用邸として造営された由緒ある純日本建築の建物。
本館を出て一旦道路を渡ったところにあります。
元々は御用邸でしたので、玄関で靴を脱いで上がります。建物内は華美な装飾はないのですが、格式の高さを感じさせる落ち着いた造りです。

お食事は畳にテーブル席でいただくスタイル。


GW明けの平日で2人組が私たち含む3組と、おそらくバスツアーの団体のお客様がいらっしゃいました。

今日のお食事は「献上御膳 ¥6,500(込)」
お品書きを見ながら次はどんなお料理が運ばれてくるか楽しみに待ちます。
お差し身と先付

小鉢、焼物、小茶碗、揚物が2段の小箱で運ばれます。

どのお料理も盛付けが繊細で上品、ひとつひとつの食材そのものの味が生かされていて本当に美味しかったです。

デザートの「白胡麻ぶりゅれ」。これも美味しかった~!上に乗っているのがお品書きにも書かれていたみそぶし、小豆、抹茶あられ。ブリュレと混ざり合って絶妙な食感です。こちらも含めて、器・味・盛付け共にお品書きを見て「こういうのが出てくるんだろうな」という私の想像を覆すお料理が出てきて、嬉しい驚きの連続でした。これだけ厳選された食材で手の込んだお料理を楽しめるのなら、決してお高くはないと感じました。

食事後はお庭を散策して本館に戻ります。
本館は現役の最古の建物。フロントでは宿泊のチェックインをされている方がちらほらいらっしゃいました。
「ロビー・マジックルーム」夕食前のひと時に本場のマジシャンによるカードマジックが行われていたホール。


本館玄関

地下へ続く階段

西洋館。1号館、2号館からなる双子の洋館です。

西洋の中にも東洋が取り入れられた装飾。

私はもし泊まるとしたら、西洋館に泊まってみたいと思いました!洋館好きなので、こんなに素敵な建物に泊まることを想像するだけでもドキドキしちゃいます。100年を超える建物に泊まれるホテルというのは、日本では数少ない存在です。
今回は菊華荘でのランチ(一休レストランで1,000円引き)を大満喫しましたが、いつかは宿泊してみたい憧れのクラシックホテルです。ちなみに、6月の平日に西洋館(素泊まり・2名利用)の価格を調べたところ、最安値の目安はおひとり約27,000円〜でした。時期や予約サイトによっては、さらにお得な限定クーポンやタイムセールが実施されているので、リアルタイムの空室状況とあわせて各サイトで比較してみるのがおすすめです。
菊華層のランチの前に大涌谷引率入場を見学した記事はこちら